ドラッグストア店員は早起き

ドラッグストアの営業時間は長い。私が今まで働いてきた中で最長は7時開店・22時閉店の15時間営業。早番の日の勤務時間は7時から16時、遅番の日は13時から22時だった。

早番の日は朝5時に起きていた。むろん遅刻などは許されない。なので、確実に起きられるよう対策を講じていた。

まず、目覚まし時計をカーテンレールの上に置くようにした。こうしておけば、目覚ましのアラームを止めるのに立ち上がらなければならないので、必然的に布団から出ることになる。

さらに、テレビのオンタイマーをセット。時間になるとテレビが点いて、画面がチラチラと光る。光の刺激は目を覚ますのになかなか有効だった。

基本的に遅番の翌日は早番にならないよう勤務シフトが組まれていたが、同僚がインフルエンザで休むことになり急遽、遅番の翌日が早番の勤務に変更されたことがあった。

その日は22時の退勤後、即座に帰宅。夕食もそこそこに、入浴等をすませ、23時には就寝。そして翌朝、また5時に起きて出勤した。やってやれないことはないが、なるべくならやりたくない勤務だった。